
「明日、仕事に行きたくないな」
——そう感じる夜はありませんか。
私も同じでした。でも今振り返ると、嫌だったのは"看護師の仕事"じゃなくて、"あの職場"だったんです。
私は新卒で入った病院がどうしても合わなくて、3ヶ月ほどで離れました。でも、特別なスキルも転職の知識もなかった私でも、2週間で次の職場が決まりました。「あのとき動いてよかった」と心から思える働き方ができるようになりました。
この記事では、心が壊れる前に私が実際にやったことを、そのままお話しします。
- 「辞めたい」の裏にある、本当の気持ち
- 我慢し続けると、少しずつ失っていくもの(私の実体験)
- 辞めるより先にやる、ムリのない順番
- 2週間で、自分に合う働き方を実現した方法
こう感じるのは、あなただけじゃない

「辞めたい」「向いてない」と感じる背景には、こんな理由があることが多いです。
- 人間関係がしんどい(合わない先輩・ピリピリした空気)
- 急変対応やナースコールが続いて、気が休まらない
- 夜勤の生活リズムで、心も体もすり減る
- 残業が多く、自分の時間が取れない
- ミスやインシデントが続いて、自信をなくす
- 責任の重さに押しつぶされそうになる
どれも、あなたの能力が足りないからではありません。ただ、その環境が、今の自分にたまたま合っていなかっただけだったんです。
夜勤がしんどい看護師へ看護師を辞めなくても、「夜勤なし」で働く方法があります。私が本当に欲しかったのは、こんな働き方だった
「辞めたい」と思っていたとき、私が本当に欲しかったのは、"辞めること"そのものじゃありませんでした。よく考えたら、こんな働き方がしたかっただけなんです。
- 給料が上がったら特別な贅沢するんじゃなくて、欲しいものが買えたり、行きたいところに行けるようになりたい
- 希望休や有給が取りやすくなって、家族や友達と過ごす時間を増やしたい
- 嫌な人に怯えたり我慢したりせず、楽しく働きたい
- 残業なしで定時に帰れて寄り道したり、ちゃんと体を休めたい
「辞めたい」の裏にあったのは、「今よりもっと良くなりたい」という前向きな気持ちだったんだと、あとから気づきました。
「どこに行ってもうまくいかない」と言われた

私は新卒のころ、毎朝仕事が憂鬱でした。人手不足で、教わっていないことも「できて当たり前」のように求められて、先輩からは「なんでできないの?」「大学で何を勉強してきたの?」と言われる日々。「まだ頑張れる」と自分に言い聞かせているうちに、ナースステーションで泣いてしまい、過呼吸になったこともあります。
そして入職から数ヶ月で、体を壊して仕事を休むことになりました。退職前の面談では「そんなんじゃどこに行ったってうまくいかない」とまで言われて——本気で「自分なんて、どこからも必要とされてないのかも」と思っていました。
私の転職体験記病院を3ヶ月で辞めた私が、働きやすい職場にたどり着くまで。「仕事が嫌」じゃなく、「この職場が合ってない」だけだった
でも思いきって職場を変えたら、入職して1年足らずでリーダーを任され、利用者さんの急変に対応したときには「頼りになる、助かった」と言ってもらえました。
同じ私でも、働く場所が変わるだけでびっくりするくらい変わりました。看護師の仕事が嫌だったんじゃなくて、あの職場が私に合っていないだけだったんです。
看護師の働き方は、病院だけじゃない
看護師の資格が活きる場所は、病院だけではありません。病院だけでなく、施設もクリニックも訪問看護もあります。職場によって、人間関係も忙しさも夜勤の有無もまったく違います。
「今の場所が合わない」だけなら、合う場所を探せばいい。ただ、それだけのことかもしれません。
病院以外で働く、という選択肢施設・クリニック・訪問看護…自分に合う職場の見つけ方。「辞めるのが先」じゃなかった
「動くなら早く」と思っても、先に退職届を出すのだけは、順番を間違えないでほしいんです。
先に辞めてしまうと、収入が止まった焦りから「早く決めなきゃ」と条件を妥協しやすくなります。それでは、また合わない職場を引いてしまうかもしれません。
私がおすすめしたいのは、在職中に転職サイトに登録して、行き先の候補を見てから辞める順番です。辞めることに前向きなら、その段階で登録しておいた方がいいです。相談だけでも使えます。
「一人で頑張る転職」が、しんどかった理由
「よし、やるぞ」と思っても、実際にやることを並べてみると、転職活動はけっこうな作業量です。
- ① 求人を探す(夜勤明けにスマホで求人サイトを眺めて、多すぎてそっと閉じる)
- ② 求人を見極める(給料や休みは書いてあっても、人間関係や忙しさは求人票から分からない)
- ③ 段取り・交渉(見学や面接の日程調整、条件の確認を自分で連絡する)
- ④ 選考の準備(志望動機や面接の受け答え、履歴書の用意まで自分で考える)
- ⑤ 退職の段取り(切り出し方、引き止められたときの対応、引き継ぎ)
ただでさえ消耗している状態で、これを全部ひとりでやるのは、正直かなりしんどかったです。
だから私は、転職サイトに登録して、担当者に「今こういう状況で、こういう職場がいいです」と話す——ほぼそれだけにしました。そうしたら、この5つを全部、間に入って進めてくれたんです。
私の場合、登録して3日後には3件以上の求人を紹介してもらえました。担当者は、いわば"職場選びのプロ"。今の職場の"当たり前"が他では当たり前じゃないと教えてもらえて、「その職場の方がおかしい」と言われたときは、自分を責めなくて済みました。
ちなみに私は、転職サイトを5つ登録して、特によく使ったのは3つでした。担当者にも相性があるので、複数登録して「合う人」とだけ進めるのがおすすめです。
職場を変えて、手に入った働き方
そうして職場を変えたあと、私の働き方はこう変わりました。
- 夜勤に入らなくてよくなって、生活リズムが安定した
- 給料が上がった
- 有給が取りやすくなって、家族や友達と過ごす時間が増えた
- 嫌な人に怯える時間が減って、出勤が憂鬱じゃなくなった
あのとき動いていなかったら、今も「私が悪いのかな」と思いながら、すり減り続けていたと思います。
それでもためらっていた私へ
「1年ももたずに辞めたら、次がないんじゃ…」
私は3ヶ月で離れましたが、次の職場は2週間で決まりました。担当者に正直に伝えれば、その経歴でも受け入れてくれる職場を一緒に探してくれます。
不安なことは、まだあると思います。「私が抜けたら迷惑がかかる」「登録したらしつこく連絡が来そう」——そういった不安への私なりの答えは、よくある質問にまとめました。
よくある不安・質問はこちら「私が抜けたら迷惑…」「しつこい連絡は?」「費用は?」——登録前のギモンをまとめました自分に合った働き方を実現するために、私がまずやったこと

しんどさは、友達や先輩に話せば少し軽くなります。
でも、
「どんな職場が自分に合うのか」
「自分は看護師としてどれくらいの評価なのか」
その答えは、周りの人は持っていません。今の求人を知っている人にしか分からないからです。
- まず転職サイトに登録して、どんな職場があるか見てみる(登録も相談も無料)
- 担当者に「今こういう状況で」と、しんどさや希望を話してみる
- 「どんな職場なら続けられそうか」を一緒に整理してもらう
これだけでも、「ここしかない」と思い込んでいたのが嘘みたいに、自分に合う場所はちゃんとあるって気づけるはずです。
ちなみに私の場合は、登録から約2週間で次の職場が見つかって、1ヶ月ほどで転職が終わりました。一般的にも2〜5週間ほどが目安です(個人差はあります)。
⚠️ 1つだけ注意点があります。
同じように転職を考えている人はたくさんいます。なので、いい求人から順に埋まっていってしまいます。
そこだけは頭に入れて、早くスタートを切ることだけは意識した方がいいかもしれません。
今日やるのは、まずは登録だけでも大丈夫です。
「2ヶ月以内くらいに転職したい」という意思さえ担当者に伝えれば、自分に合う求人をどんどん教えてくれて、じっくり選べるはずです。
急いでいる場合は、その事情を伝えれば、できる限り早く進められるようサポートしてくれます。

まとめ
「向いてないのかも」と思っても、それはあなたのせいではありません。場所を変えれば、頼られる看護師になれることもあります。私がそうでした。
一人で抱え込まず、まずは情報を集めるところから始めてみましょう。
